セキスイハイムは標準でZEHに対応しており、営業さんにZEHを取りに行きたいと伝えればそのように段取りをしてくれます。ZEHを取るメリットは環境に配慮した住まいを建てることによりエコ活動を体現できる…もとい、施主に70万円の補助金が支給されるという点が大きいと思います。
70万円あれば新居の家具家電一通りとまではいかずとも、半通りくらいは揃えられそうですから、取れるものならぜひ取りたいものです。
ZEHを取る上での注意点はググればいくらでも情報が出てきますが、打ち合わせの最中に初めて聞いた内容の注意事項があったので紹介しておきます。
お風呂はセキスイハイムの標準仕様から選ばなくてはならない
セキスイハイムではお風呂は工場で組み上がった状態で運ばれてきますが、気密性を確保するためにお風呂場とユニットの隙間が無くなるようにぴったりと組み立てます。これはお風呂やユニットに規格が定められているからこそできる仕組みであって、他の住宅設備メーカーのお風呂は微妙に規格が異なっているため、ユニットとの隙間が生じてしまうのです。
これを指摘され、
国 < この建物のココ!隙間あるじゃん!気密性に欠けるからZEHと認めてあげないよ!
と判断されてしまうかもしれないとのことでした。
蛇口は「節湯C1」規格でなくてはならない
(画像はLIXILのカタログより)
節湯C1とは?
台所水栓及び洗面水栓において、吐水止水操作部と一体の温度調節を行うレバーハンドルが水栓の正面に位置するときに湯が吐出されない構造を有する、又は吐水止水操作部と一体の温度調節を行うレバーハンドルが水栓の胴の左右側面に位置する場合は、温度調節を行う回転軸が水平で、かつレバーハンドルが水平から上方45°に位置する時に湯が吐出されない構造、又は湯水の吐水止水操作部と独立して水専用の吐水止水操作部が設けられた湯水混合水栓をいい、水栓又は取扱説明書等に水栓の正面位置が判断できる表示がされているもの日本バルブ工業会より
要するにお湯を節約できる蛇口のことを「節湯C1」と呼ぶわけですが、ZEHを取るのならキッチン・洗面の蛇口は「節湯C1」を満たすものから選ばないといけないらしく、一部メーカーでは気に入った形・色から選べない可能性が出てきてしまいます。
今回のまとめ
ZEHを取りに行こうとすると、本当の意味で"自由設計"とは言えなくなってしまうかもしれません。しかし70万円は欲しいですね^q^ うちもそれで家電を揃える予定なので…。
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