外構 家づくりのヒント

ウッドデッキを作るなら窓のことを真剣に考えよう!【窓とデッキの動線について】

セキスイハイムの外構相談会にて約100万円かかると言われたウッドデッキをDIYにて約10万円で完成させました。

もちろん、セキスイハイムから提示されたのは樹脂デッキだったり幕板がばっちり貼られていて階段が2つ付属しているものであり、単管パイプと2×4でDIYしたウッドデッキに比べれば材料費から違ってきますが…
完成したのが11月末でしたのでせっかく作ったのにあまり使えませんでしたが、暖かくなり始めてから使用頻度がかなり上がってきました。

カーペットを出してくつろぎつつ天日干し

ところで道すがら他のおうちのお庭を覗いてみると、使ってなさそうだと感じてしまうウッドデッキをかなり見かけます。
ウッドデッキの周りがあまりにも閑散としていたり、ウッドデッキが物置になっているような状態ですね。しかもそういうウッドデッキに限って高そうな樹脂製であることが多い。

ウッドデッキを作ったということは少なからず外に出てやりたいと思ったことがあったハズで、このような状態では老朽化していくだけで文字通り宝の持ち腐れです。
なぜこのようなことになってしまうのかと考えた時、窓の選び方が関係しているのではないかと思いました。

ウッドデッキと窓の相性

それではウッドデッキとの相性という観点から、セキスイハイムの代表的な窓を見ていきましょう。
注目すべき点は「窓がどれくらい開くか」、つまりウッドデッキへの動線がどれだけ広いかです。

ピクチャーウィンドウ

我が家の特徴とも言えるピクチャーウィンドウですが、ウッドデッキとの相性で考えた場合、使い勝手はまずまずといったところです。
その理由は窓の開き方にあります。ピクチャーウィンドウは左右の900mmの窓のみが可動するようになっており、中央の1800mm窓は固定されています。従って窓が開く最大幅は900mmなんですね。

900mmというと普通のドアや廊下の幅も該当しますし、それなら人間が通るには十分な幅なんじゃないの?と思うかもしれません。
確かに900mmは人間が通るには十分ですが、人間が道具を抱えて通るには若干不十分です。

ウッドデッキを使うシチュエーションを具体的にイメージしてみましょう。例えばすぐ出てくるのはBBQです。
コンロやテーブル、場合によってはタープなども設置するかもしれません。大型の道具を家の中からウッドデッキへ運ぶとき、900mmの通路は狭いと感じるときがあります。

ピクチャーウィンドウは大きな1枚ガラスが魅力的な窓ですが、ウッドデッキとの相性はそんなに良くないということに留意すべきでしょう。

引き違い窓

セキスイハイムカタログより

引き違い窓はピクチャーウィンドウと異なり、全ての窓が可動します。従って、窓を両側に開くことで最大で1800mmの開口を得られますので、単純に考えて通りやすさも倍です。
後述するフルオープン窓との違いは、最大サイズが3600mmであること、トリプルガラス仕様を選べることなどもありますが、ウッドデッキを使う上での最大の違いは網戸の開閉のしやすさです。

フルオープン窓の網戸は窓の上端に格納されており、上から引き下ろして使います。窓の高さは2メートル以上ありますので手を伸ばして網戸を掴まなければならないことになりますし、掴んだ網戸を固定するためにしゃがまなければなりません。
その点、引き違い窓の網戸は左右に開けば良いだけですので、使いやすさは段違いです。

我が家では主寝室とバルコニーの境として3600mmの引き違い窓を採用しました。バルコニーで布団を干すときに持って行き易いです。

フルオープン窓

セキスイハイムカタログより

ウッドデッキと室内床の高さを揃えてアウトドアリビングとして積極的に利用したいのであればフルオープン窓がオススメです。
セキスイハイムのカタログからもウッドデッキとの併用を推していることが見て取れます。

フルオープン窓の最大幅は2700mmです。従って動線の幅も2700mmということで他の窓を圧倒しています。こうなってくると窓が開いているというよりかはシームレスに室内とウッドデッキがつながっているという印象が強そうですね。
ウッドデッキとの相性を考えれば間違いなくフルオープン窓が最強なのですが、いくつか欠点もあります。

・欠点1

先程も述べましたが、まずフルオープン窓にはトリプルガラス仕様が存在しません。開けたり閉めたりすることを第一に考えている窓ですので、トリプルガラスだと重くて動かしづらくなってしまうんですね。
おそらくウッドデッキを作る場所は南側でしょうから、窓も南向きになります。断熱性能を考えると、日差しの強い南・西側にはトリプルガラスの窓を設置したほうが良いんじゃないかなぁと思います。

・欠点2

フルオープン窓は網戸が窓の上部に格納されています。網戸をしたいときは上から引っ張り下げなくてはなりません。
網戸も窓の大きさと同じ1枚モノとなっていますので、展示場でこれを見たときは「カッコイイ~!」と思ったものですが、冷静に考えるとお世辞にも使いやすいとは言えないでしょう。
こういうことからも、フルオープン窓は「開けるときは開けっぱなし」を想定して作られているものだと推測できます。

となってくると問題になるのは屋内への虫の侵入です。我が家の立地はすぐ裏が山になっており、駐車場は未だ砂利、庭には植栽がそこそこあるワケですが、正直言って虫のせいで窓を開けられません。網戸にするのも結構勇気が要ります。
カタログの写真のようにフルオープン窓を開けっ放しにしてウッドデッキとシームレスにつながる…という憧れを実現するためには、それこそ閑静な住宅街に居を構え、敷地の大部分を土間コンで覆い、植栽の一切を断つくらいしないと家の中が虫だらけになってしまうような気がします。

ウッドデッキへの動線とウッドデッキからの動線

室内からウッドデッキへの動線ということで窓のお話をしました。それでは次にウッドデッキからの動線を考えてみましょう。
セキスイハイムの外構相談会にて、セキスイデザインワークスの人が「ウッドデッキは庭へ出るための仕掛けである」というお話をされていました。

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言ってしまえば、ウッドデッキの「先」に何かを作ることによって自然にウッドデッキを使うようになるということですね。
ウッドデッキの「先」とは庭や駐車場のことですので、家庭菜園や植栽、駐車場であればポストユニットなどを設置すると良いかもしれません。いずれにしても玄関から出るよりもウッドデッキから出るほうが簡単なようにしておかないと結局玄関から出ることになってしまいますので、ウッドデッキには階段と簡易的な靴箱を併設しておき、ウッドデッキから出る用のサンダルを1個用意しておきましょう。

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我が家も庭で植栽に励んでおり、毎朝ウッドデッキから庭へ出て水やりをするのが私の日課となっております。

今回のまとめ

  • ウッドデッキを積極的に使いたいならフルオープン窓→引き違い窓→ピクチャーウィンドウの順に検討しよう
  • ウッドデッキへの動線を確保したら、次はウッドデッキからの動線を作ってみよう

ウッドデッキを自然に使うようになると、ウッドデッキの分だけ室内が広がったように感じます。
ぜひ有効利用してみてください。

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