いよいよ今月末に土地決済をし、銀行からの融資が始まります。
これらの記事にあるように家具家電の費用まで含めて住宅ローンを組み、補助金などは投資に使おうと思っています。しかし、お金に「ワイは補助金やで!」と名札がつけてあるワケではないので、ひとまず一緒くたに取り扱い、最終的に金額の辻褄を合わせて行きます。
さしあたって土地決済時点で手付金50万円を手元に戻すことができるようなので、このお金で新居用の洗濯機を購入しちゃおうと思います!
特に新製品が良いというコダワリは無いので、"型落ち"が安くなっているタイミングをうまく拾って行きたいと考えております。
現状の把握
現在使っている洗濯機はパナソニックの「NA-FS50H2」という洗濯機です。
この洗濯機はSPSマンが学生のころ、一人暮らしを始めるにあたってSPSパパママに買って頂いたもので、かれこれ9年間使い続けています。一人暮らしのときは3日に1回くらい、結婚してからは2日に1回くらいの使用頻度ですが、特に動作に問題は無いように感じます。強いて言えば柔軟剤入れに多少の漏れが発生していることと、お風呂ホースに穴が空いていること(接着剤で塞ぎました)くらいでしょうか。
使用感については使いやすいと思ったことも使いにくいと思ったこともありません。また洗濯機ですので汚れの落ち具合などを見なければならないのかもしれませんが、これも気にしたことがありません。
容量は5kgらしいですが、SPSファミリーの現状ですと2日分の洗濯物を溜めてしまうと入り切らないことがあります。SPSマンは無理やりつめこんでしまうのですが、奥様は丁寧なことに2回に分けます。几帳面なの?
洗濯機に求める機能
絶対に欲しいのは乾燥機能です。
洗濯物を干す時間なんてたかが知れていますが、共働き夫婦にとってその時間というのはお金を積んででも欲しいものなのです。
それに今まで子供を寝かしつけている間に洗濯機を回して、自分も寝落ちしそうなところで洗濯機の運転終了の音で起こされ、眠い目をこすりこすり洗濯物を干し、部屋干しなので翌朝乾いておらずドライヤーで仕方なしに乾かすなんてことをしていたと思えば、干さなくて良いということは洗濯物を突っ込んで運転ボタンを押し、後は寝て起きれば乾いているということですので、これは革命であるとすら言えるでしょう。こういうのをスマート生活と言うんやで。
また基本的な性能についてですが、今使っている洗濯機は生産終了しているほど古いモデルなので、現行モデルに買い換えればどう転んでも良くなることは確定しています。
それと何かしらのIoT機能みたいなのがあるとトキメキます。
以上の条件から乾燥機能が優れているドラム式洗濯機、かつスマート機能が搭載されていそうなモノを選ぶことにします!
各メーカーのフラグシップモデルを比較
Panasonic
パナソニックの現行の最上位モデルは「NA-VX9900」です。
まず注目すべき機能として、「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能が挙げられます。
この機能は、本体に設置されているタンクに予め洗剤・柔軟剤を入れておくことで電源を入れて洗濯コースを選ぶだけであとは自動で洗剤・柔軟剤を適量投入してくれるというものです。しかもタンクの容量は洗剤用が870ml、柔軟剤用が580mlありますので、一般的な詰め替え用のパックが丸々1本入ります。洗剤・柔軟剤は種類を登録すると自動計量の上投入されますが、投入量は少なめ・標準・多めから選択することが可能です。
既に各メーカーの上位モデルはこの自動投入機能が搭載されていますが、初めて搭載したのはパナソニックだったりします。
乾燥機能については「ヒートポンプ乾燥」を採用しています。そもそも洗濯乾燥機の乾燥方式には「ヒートポンプ式」と「ヒーター式」があるのですが、両者を簡潔に比較するとこんな感じです。
乾燥の方法 | 温度 | 電気代 | 本体価格 | |
ヒートポンプ式 | 除湿 | 低 | 安い | 高い |
ヒーター式 | 温風 | 高 | 高い | 安い |
洗濯乾燥機について奥様にプレゼンしていたとき、こんな話をされました。

洗濯物を乾燥後にそのまま放置して発火した事件があったんだって。
気をつけないとね。
発火の原因は衣類に染み付いた"油汚れ"が原因です。油汚れと乾燥器の高温が相乗効果を生み出してしまったわけですが、ヒーター式乾燥の最高温度が約100℃に達するのに対しヒートポンプ式乾燥の最高温度は約60℃です。油汚れについては気をつけるべきですが、ヒートポンプ式のほうが発火の可能性が低いと言えるでしょう。
またヒートポンプ式のほうが洗濯機本体の価格が高い傾向にありますが、耐用年数まで使わずとも電気代で十分に元が取れます。パナソニックを始め、各メーカーのドラム式洗濯機はほぼヒートポンプ乾燥を採用していますので自動的にヒートポンプを選ぶことになりそうですが、やはりそれが良いみたいですね。
SPSマン的注目ポイントとして、パナソニックのタッチパネルのみ"戻る"が物理ボタンになっています。こういったタッチパネル式はタッチレスポンスが悪かったりUIが洗練されていないとめちゃくちゃ使いづらいシロモノになってしまいます。
「操作を間違えてしまってひとつ前の画面に戻りたいのに、画面の中から"戻る"を中々見つけられない!あった!押す!でもモサモサしてパッと画面が切り替わらない!ンンンン!!!」
なんていう経験が皆様一回くらいはあるんじゃないでしょうか。これでは何のためのスマート機能か分かりません。
その点"戻るボタン"を外部に配置し、"間違えたら押すだけ"でひとつ前の画面に戻れるようにしたというのは素晴らしい着想だと思います。
日立
日立の現行最上位モデルは「BD-NX120CL」です。
ビッグドラムの名前の通り、パナソニックの洗濯乾燥機よりも洗濯容量が1kg分大きくなっています。乾燥容量についてはパナソニックと同量です。
洗剤・柔軟剤の自動投入機能が搭載されているのはパナソニックと同様ですが、日立は「AI」に力を入れています。
「水の硬度」や「布の質」をAIが判断し、最適な洗濯に調整してくれるという機能です。どの洗濯コースにするか迷うことなくAIボタンを押すだけで良いというのは便利な機能ですね。
乾燥機能についてはヒートポンプ式ですが、日立は「ヒートリサイクル」という技術で省エネ性を訴えています。これは簡単に言うと「洗濯機から発生するモーターの熱を乾燥に使っちゃおうぜ」という賢い機能です。また乾燥時の送風を高速にすることにより衣類のシワを伸ばし、アイロンがけの手間を減らす「風アイロン」という技術も搭載されています。
IoT機能であるアプリ連携ですが、アプリのUIが充実していそうなところもSPSマン的にグッドです。
東芝
東芝の最上位モデルは「TW-127X8」です。こちらは来月発売予定です。
洗濯容量12kg、乾燥容量7kgと大容量なのが特徴です。
タッチパネルが7インチと大きく、光沢感と相まって特にグレインブラウンは見た目に高級感があります。新製品ということでタッチパネルの操作感を含め、機能面については一歩抜きん出ている印象です。
洗濯乾燥機はフィルターの手入れをこまめに行わないといけませんが、東芝はこのフィルターの手入れを簡単にできるよう工夫がされています。レバーをプッシュするだけで内部のホコリが掻き出されるような構造になっており、手を汚すこと無くフィルターを掃除することができます。
SHARP
シャープの最上位モデルは「ES-W112」です。
シャープは乾燥機能に力を入れており、ヒートポンプ式とヒーター式を組み合わせた「ハイブリット乾燥方式」で上質な乾燥仕上がりを実現します。ヒーター式ということで電気代や高温が心配されますが、ヒーターが用いられるのは乾燥運転の最初と最後だけということなのでそれほど心配せずとも良いと思われます。
乾燥フィルターにも自動お掃除機能が搭載されており、やはり乾燥機能の強化によって他社と差別化を図っている印象です。
また、IoT機能の「COCORO WASH」という専用のアプリがあるようですが、かなり機能が充実している印象です。居住地域の天気に合わせたおすすめの洗濯をアドバイスしてくれたり、洗濯後に洗濯の状況を判断して次回以降の洗濯に役立つレポートを作ってくれたりします。
各メーカーの価格を比較
では各メーカーの現行モデルの現在の価格をまとめてみましょう。
メーカー | 最安値 | 初値からの値下がり率 |
パナソニック | ¥212,168 | 42.6% |
日立 | ¥186,800 | 42.5% |
東芝(現行モデル) | ¥162,500 | 52.6% |
SHARP | ¥273,500 | 9.3% |
SHARP(型落ちモデル) | ¥179,800 | 49.9% |
⚠19年8月25日価格.comにて調べました。SHARPの「ES-W112」については7月発売の新製品だったため、比較用として型落ちモデルである「ES-W111」の価格も載せています。
現状最も安いのは東芝、最も高いのはパナソニックという結果になりました。東芝は既に新モデルが発表されているという要素もありますので、今後価格順位が変動することは十分にありえます。
価格推移のグラフを見ると、型落ちモデルは新モデルの発表後に最安値に達し、発売後にはむしろ品薄になるせいか価格が上がっていくという傾向が見られます。各メーカーの新製品発表時期は決まっていますので、SPSマンのように型落ち品を安く買いたいという人はタイミングを逃さないようにしましょう。値下がり率で言えば、だいたい45%~50%くらいが洗濯機の最安値のようです。
以上を踏まえて奥様にプレゼンします!
下調べは大体OKですので最も重要な工程である"奥様にプレゼン"を電気屋さんに赴いて行うことにします!
一生懸命機能を調べても

見た目がね。
の一言で決まってしまうことも多々ありますが、まぁ・・・

一番気に入ったものにしたほうがいいから・・・
・・・仕方ないね!
というわけでどのメーカーから選ぶのかお楽しみに☆
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