設備・仕様

セキスイハイムの第1種換気「エアファクトリー」について

【エアファクトリー】セキスイハイムの24時間換気+エアコンで家は温まるのか?【検証】

エアファクトリーの検証記事は↑コチラ↑

SPSホームではセキスイハイムの第1種換気および熱交換換気システムである「エアファクトリー」を採用しています。

セキスイハイムカタログより

快適エアリー、採用しませんでした。

こちらの記事でも少し触れましたが、エアファクトリーについては打ち合わせ最初期から搭載されていました。SPSマンが一条工務店で検討していたとき、一条の「ロスガード90」で第1種換気並びに熱交換換気の良さを知ったため、セキスイハイムの換気システムはどうなっているのか気になりました。

SPSマン
SPSマン

換気システムはどうなってるんですか? 1種?

ハイム営業
ハイム営業

1種です!

SPSマン
SPSマン

熱交換!

ハイム営業
ハイム営業

熱交換です!

3種も選べます!

1種換気であれば良いと思っていたので、3種について質問しませんでしたが普通に考えれば3種のほうが初期コスト・ランニングコストともに下がりそうな気がします。(後日聞いてみます。)
今回は営業さんが「快適エアリーが無くてもエアコン+エアファクトリーで十分暖かいです!」と評したエアファクトリーがどういうものであるか紹介したいと思います。ちなみにSPSマンが採用しなかった「快適エアリー」は「エアファクトリー + 床下エアコン」というシステムですので、エアファクトリーのことが分かれば快適エアリーについても理解したことになります!

そもそも「第1種換気」って何なんです?

そもそも換気システムとは何でしょうか?ざっくりいうと、「窓を閉めた状態で室内の空気の入れ替えが行える」装置を指します。シックハウス症候群などの問題が取り沙汰されてから、新築の建物に換気システムを設置することが義務付けられました。従って、2003年以降に新築された建物には必ず換気システムが設置されています。

その換気システムですが種類が1から3まであります。それぞれをめちゃ簡単に説明しますと、

  1. 第1種換気吸気・排気ともに機械を用いる換気方法です。最もおすすめする換気方法で、デメリットは他の二種に比べて若干コストが高いくらいです。
  2. 第2種換気吸気のみを機械で行う方式です。排気口を設けますので、そこから湿気が侵入してしまう可能性があります。
  3. 第3種換気排気のみを機械で行う方式です。建物の気密性が低いとシステムが働かない可能性があります。

ということになり、「とりあえず第1種換気を選んでおけば間違いないやろ!」という結論に至ります。

熱交換システム

第1種換気を用いて機械で吸気するのは結構ですが、外気をそのままの温度で取り入れてしまっては、夏場冬場においては室内の快適性を損ねる可能性が考えられます。
そこで、室内の空気を排気しようとするときに"熱交換器"という装置に空気を通し、熱を回収します。吸気した外気は"熱交換器"を通り回収した熱を与えられ、室内温度に近づけられてから各部屋へと供給されます。こうした換気方法を"熱交換システム"と呼びます。

セキスイハイムの熱交換システムの温度変換効率は80%とされています。例えば室温が20℃で外気が0℃であれば、熱交換器を通すことにより、供給される空気は16℃になるということです。
ちなみに一条工務店の「ロスガード90」はその名の通り温度変換効率90%を誇ります。すごい!負けるな!セキスイハイム!

吹き出し口の位置

一条工務店ではロスガード90の設置位置は"2Fのどこか"というルールがあります。

SPSマン
SPSマン

おっ、こんなところにクローゼットあるやんけ!どれ中を拝見・・・ってなんやこの機械!

というのは、一条の完成見学会に行けば誰しもがする経験です。この装置の設置面積分、間取りに制限を受けてしまうというのが実情です。
一方で、セキスイハイムのエアファクトリーは床下に設置されていますので上記のような問題はありませんが、換気・吸気のための吹き出し口が床に付いてしまうというデメリットがあります。見た目が気に入らないという意見や、ホコリが入り易そうなどの心配を見かけます。SPSマンとしては、家具の設置に制約を受けてしまいました。
吹き出し口の位置については外気の給気口と熱交換器の位置によって、設計側でほぼ決定されてしまいます。ただ微調整は効くらしいのでどうしても位置が気に入らないという方は営業さんに相談してみると良いでしょう。

ハイム営業さんも感じた"謎"

ではSPSホームのエアファクトリーがどうなっているか見てみましょう。図面上では「RA」が吸込口、「SA」が吹出口になります。さらに「OA」が吸気口、「EA」が排気口となっています。

玄関から洗面へと続く廊下、ちょうど階段下収納のあたりに吸込口があります。リビングの吹出口は柱と一体になって設けられた換気ダクトを通す壁に面するように両側に設置されています。2Fの吹出口は、寝室・書斎・各子供部屋に1つずつ設置されています。書斎についてはWICの一部と見なされ当初吹出口が付いていませんでしたが、お願いしたら付けて貰えました。
また、換気口が外壁のちょうど階段下あたりとなる部分に設置されています。これについては設備的にどうしても内側に出っ張ってしまうため、設置する場所に気をつけないと内装が悲しいことになってしまいます。とはいえ設計上、吸込口・換気口・熱交換器には"あまり離しては置けない"という制約があるらしくハイムサイドも頭を悩ませる部分らしいです。

さて!ここでSPSマンあることに気が付きました!

先程お話したように、熱交換システムとは室内の空気の熱を取り込み、吸気した外気にその熱を与えて室内に供給するシステムです。そしてそもそも室内を暖める装置というのはエアコンに他なりません。では"エアコン+エアファクトリー"で考えたとき、エアコンはリビングに設置されていますので、どうあがいても廊下よりもリビングのほうが暖かいはずです。さらにSPSホームの間取りで言えば吸込口は玄関にほど近く、冬場などはむしろ寒いのではないかと予想されます。そうなると次のような現象が発生することが考えられます。

リビングをエアコンで暖めようとする。際して、エアコンの効率の観点からドアを閉める。

ドアは閉まっているので廊下は暖まらない。

廊下の暖かくない空気が熱交換器にて回収される。

吹出口から"それほど暖まっていない空気"が出てくる。

結果、"リビングをエアコンで暖めようとしているのに、エアファクトリーがわざわざ廊下の冷たい空気を用いた供給をしてくる"という現象が発生する。

この問題は、「もっともエアコンを使う部屋に吸込口を設置する」という方法で一発解決するように思えます。しかし設計上のルールでそうできないらしいので、何故か聞いてみました。

SPSマン
SPSマン

・・・というわけなんですが、どうなんでしょう?

ハイム営業
ハイム営業

・・・

SPSマン
SPSマン

・・・

ハイム営業
ハイム営業

・・・それは、実は私達も疑問に思ってまして

ハイムさんのお言葉

ハイム営業
ハイム営業
  • 営業の研修会でも話題にあがる疑問です。
  • セキスイハイムの熱交換換気は建物全体で考えていますので、いくら内壁があろうと建物をひとつの空間として見なし換気計画を立てています
  • セキスイハイムは"各部屋が暖かい"よりも"各部屋の温度差が無い"ことを優先しています。

なるほど!納得・・・できるようなそうでないような・・・。

もしエアファクトリー+エアコンを最大限に活かしたいのであれば、廊下と一体になっている空間ということで2Fホールのエアコンを作動させるのがベストみたいです。
「それでも間に合わない危険な寒さのときは、本当はまずいんですがエアファクトリーの電源を落としてエアコンを使うといいかもしれません!」なんて危険な回答も頂きましたが・・・。

エアファクトリーはあくまで熱交換システムをもった第1種換気システムであり、エアコンと組み合わせての"なんちゃって全館空調"は、あまり期待できないのかもしれません。
そのあたり、実際に住み始めてみないと分からないことについては引き渡しを終えてからのお楽しみということになります!

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