一箇所だけ位置を決めて、そのレンガを元に並べていったら知らずしらずのうちにナナメになってしまった庭レンガDIY…
ざんねんなDIY図鑑
-
-
もくじ
【外構DIY】まさかの失敗!?庭レンガDIYしてみた!
続きを見る
これには奥様も顔を引きつらせてしまいましたので、やり直しを決意しました。
土間コンクリートなどと違い、レンガは外して並べ直すことができるのが利点ですね。
しかしこのDIYでは下地をバサモルで作り既に水をかけてしまっています。本当にやり直せるかどうかはやってみないとわかりません…!
というわけで硬化してしまったモルタルに対して、敷レンガのやり直しは効くのか?というのが今回の内容でございます。
敷レンガのナナメ対策
前回の仕上がりの悪さは、建物の基礎及び擁壁端部どちらに対してもレンガがナナメになってしまっていることが原因でした。
そこでやり直しするにあたり、建物基礎を基準にしてレンガを置いていきたいと思います。
さしあたりこの部分の砂利をどかし、10cm程度の深さを掘削し、砕石を敷いて転圧をかける必要があります。

モルタル下地のレンガは外れるのか?
-
-
参考【庭レンガDIY】バサモルって何?透水性はあるの?【外構DIY】
続きを見る
敷レンガの施工にあたりバサモル下地を採用したのは「型崩れが起きにくい」という理由からです。
レンガを置いていくときは砂のように微調整をすることができますし、一方で仕上げに水をかけてしまえば硬化してレンガをガッチリと固定してくれます。
この"ガッチリと固定"というのを、通常のモルタルと同様に"接着"というイメージで捉えていたのですが…
思いの外、レンガは簡単に外すことができました。もちろん無抵抗に外れるというワケでは無く、くっついていたものが外れる「ペコッ」という感覚はありました。やり直すことで少なからずズレ易くなってしまうでしょうね…。
レンガ跡を削ってモルタルを平滑にする
ケイ砂で隠れていますが、レンガの隙間に入り込んだモルタルがそのままの形でデコボコ状に硬化しています。
ナナメになっているのを置き直すワケですから、当然デコボコには収まりません。むしろデコボコのせいで水平が取れません。
従いましてレンガを置き直しつつ必要に応じてデコボコをヘラで削っていきます。デコボコさえ取れればモルタル下地は水平(のハズ)ですから、レンガが水平になっているかを確認しながら外しては置き外しては置き…を繰り返していきます。
全体を見て微調整
平日、帰ってきてから夜な夜なこの作業を続け、ようやく置き直しが終わりました。
一回目のときもそうでしたが、そもそものレンガの微妙なサイズ違いのせいで、突き合わせて置いていっても誤差が出てしまい完全にまっすぐに置くことは難しいです。
そこでなるべく自然に見えるように全体のバランスを見ながら微調整を施していきます。レンガの隙間にヘラをぶっ刺してテコを使ってやると、レンガはわずかに動きます。
一方で下地は既に硬化してしまっているため、一回目のようにハンマーで叩いて高さを修正することはできません。あまりにも周辺のレンガと高さが違っている場合は、一回そのレンガを外して下地のモルタルを少し削りもう一度置き直します。
裏のおじさんとのやり取り
な~んてことをチマチマとやっていると本日も裏のおじさんご登場。
カンペイサン < おっ!できたかい!

カンペイサン < なんでぃ!w(ズッコケ)
カンペイサン < まあ楽しんでやれるのが一番!何度でもやり直せばいいやな!

カンペイサン < どれ、この前ゆった机やるわ!持ってくるからそこから受け取ってくれや!
敷レンガやり直し終了!
というわけで置き直しが終了し、目地をケイ砂で埋め、余分なケイ砂を水で洗い流して、せっかくなのでもらったガーデンテーブル&チェアを置いてみてやり直しが終了しました。
レンガが飛び出しているところはウッドデッキからの動線になる予定なのですが、基礎石を置く位置と被るとイヤなので固定はしませんでした。
また縁取りについては絶賛悩み中です。瓦チップとかが良いかもしれんね。