DIY

ホームセンターで砕石0.5㎥買ってみた。【レンガ下地】

庭の半分にレンガを敷くために、休日や仕事が早く終わった日に少しずつ掘削を進めておりました。

掘削の大まかな様子

先日の豪雨で池になったりしていましたが、なんとか4.0m×2.4m×0.1mの掘削を終えることができました。
レンガを敷くにあたり掘削で重要なことは「平らになるように掘る」ことなのですが、これがなかなか難しい。
仕方がないのでこの上に敷いていく砕石やバサモルでデコボコを慣らしていくことにします。

⚠イメージ図

こんな感じ。したがいまして部分的に砕石やモルタルが薄くなってしまいますが…まぁ庭だし…ええやろ!(適当)

それはそうとこの残土はどうするんや。

砕石はどこで買うべきか?

掘削が終わりましたので、次に砕石を敷いていくわけですが…

4.0m×2.4mの範囲に厚さ3cm、つまり約0.3㎥の砕石が必要になります。
砕石の比重は1.5くらいであるとされています。砕石が1㎥あれば重さは1.5トンということです。
従って0.3㎥の砕石の重さは約450kgとなります。

これをホームセンターで購入すると考えてみましょう。
ホームセンターで売っている袋入りの砕石は20kg入ですので、これが23袋必要になるというワケですね。
私が確認したところでは1袋198円でしたので、23袋なら4,554円で買えることになります。

一方で、砕石を取り扱っている業者から購入する場合はどうでしょうか?
私の住む地域では、砕石を8,800円/1.2㎥で販売している業者を確認することができました。0.3㎥なら2,200円ということになりますので、ホームセンターの半分の金額で済みます。
しかもホームセンターで袋入砕石を購入した場合、積み込み(積み込みは店員さんがやってくれるかもしれません)や荷降ろしを自分でやらなければならないのに比べ、業者に頼めば家まで持ってきてくれます。
もし庭までトラックが近づけるのであれば、トラックの荷台がウィ~ンと斜めになって砕石がジャラララ~と指定箇所に広げられますので、それを慣らしていけばいいだけになります。

そう思えば業者に頼むのがベストな気がしてきますが、デメリットもあります。

まず、購入できる砕石の最低量が大きすぎるという点です。先ほどの例であげた業者は最低量が1.2㎥からであり、私の場合では0.9㎥も砕石が余ってしまうことになります。他の使いみちがあるのならば良いですが、下手に捨てることもできませんので我が家の残土のように困ったことになります。敷地が狭いのであればなおさら悲惨です。

また、そもそも私達のような一般の消費者に対して販売を行っていない業者も多いです。砕石業界は企業HPすら無いところも多く、販売を行ってくれるか確認するには電話で総当りしていくしかありません。

【砕石】ホームセンターか?業者か?まとめてみた

ホームセンター

  • 必要な量だけ買える
  • 価格が高い
  • 積み込んで持ち帰って荷降ろし、という作業が必要で場合によっては困難

業者

  • 価格が安い
  • 購入できる最低量が大きすぎる場合がある(砕石が余る)
  • 電話をかけてみるまで購入できるか分からない

パワーコメリで砕石の量り売りを発見!

といった感じでどうしたらいいか悩んでいたのですが…

レンガの下見に行った「パワーコメリ」で砕石の量り売りがあるのを発見!
店員さんに確認したところ、貸し出しのトラックにバケットでジャラララ~と積んでもらえるそうで、積み込みの手間が無い上にどうやって持ち帰るか悩まずに済みます。
しかも0.25㎥で2,380円と、袋売の砕石よりもかなり安いところもグッド。0.3㎥なら2,856円ということで流石に業者から購入する場合には及びませんが、かなりコストを削減することができます。

ただし問題点が一つだけ。
トラックの貸し出しに1時間の時間制限があり、それを超えると違約金(延滞料金)が発生してしまうとのこと。
砕石は結局0.5㎥購入することにしたのですが、これを降ろすのにどれだけ時間がかかるかわかりません。さらに悪いことにこちらのパワーコメリは我が家から片道40分のところにあり、往復するだけで違約金が発生してしまうという状態です。
せっかく砕石が安くても違約金のせいでトータルコストが上がってしまっては目も当てられません。

というわけでまたもや頭を悩ませていたのですが、「案ずるよりもYou産んじゃいなよ!」の精神でこちらの量り売りを利用してみることにしました。

砕石に5号と6号がありますが、普通下地となる路盤材として使われているのは5号だそうなのですが、6号のほうが粒が小さく転圧がかけやすいんじゃないかという店員さんの助言もあり6号にしました。

0.5㎥の砕石を降ろすのに時間はどれだけかかるのか?

トラックといってもマツダのボンゴの後部座席を荷台にしてあるだけですので、私達が"トラック"と聞いてイメージするような荷台が持ち上がって砕石がジャラララ~…などという機能は備わっていません。

従いましていつものように人力で降ろします。
違約金がかかっていますのでいつも以上に真剣です。珍しく奥様も手伝ってくれました。違約金がかかっていますからね。(二回目)

時間に余裕があれば一輪車に降ろして庭へ持っていって広げて…というふうにやりたかったのですが、スピード勝負ですので近場にブルーシートだけ広げて無造作に降ろしていきます。

SPSマンと奥様(武器:クワ 足:サンダル スタイル:舐めプ)の二人がかりで0.5㎥の砕石を降ろすのにかかった時間は…わずか10分!意外と楽勝でしたね!

とんぼ返りでトラックを返しに行ったところ、違約金は500円(30min分)で済みました。良かった良かった。

ホームセンター+量り売り+貸し出しトラックは悪くないぞ!

SPSマン
袋入の砕石を買うよりも、量り売りで買ったほうが安い!
しかし0.5㎥の砕石を降ろすのにかかる時間・労力が未知…!

ということが今回の悩みだったワケですが、結論を申し上げますと「どちらも大したこと無い!」でした。
まさに案ずるよりもYou産んじゃないよといった感じで、ウダウダ考えているよりもとにかくやってみると何とかなる傾向がありますね。(悟り)

良い砕石取扱業者にアテがあったりツテがあったりすればそれに越したことはありませんが、そうでない人が大半だと思います。
ホームセンターで砕石を買おうと思っている人は、量り売りとトラック貸し出しの組み合わせがかなりオススメです。

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