DIY

目隠しフェンスの基礎をDIYしました【外構DIY】

2020年8月19日

セキスイハイムや外構業者に見積もりを取ったところ、およそ16万円~かかることが分かった目隠しフェンス。
じゃあそれでお願いしま~す!と言えれば仕上がり完璧保証付きの目隠しフェンスを立てることもできたでしょうが、まぁ…わかるでしょ?

セキスイハイムと外構業者には悪いですが…目隠しフェンス…

SPSマン
DIYします!(知ってた)

基礎ブロックを埋める穴を掘ろう

セキスイハイムに作ってもらった配置図を踏襲してDIYしていきます。
まずは目隠しフェンスで最も大事な部分…すなわち「基礎」です。

外構担当さんともお話しましたが、我が家の庭の状況で目隠しフェンスを立てる場合、「独立基礎」でも良いのではないかという案になりました。

独立基礎とは?

created by Rinker
ネクスタイル(Nxstyle)

独立基礎とは柱1本だけを支えるための基礎です。垂直に掘った土の中にコレを埋めて、中央に空いた穴に柱を立てて使います。
コンクリート製で直方体や四角錐などの種類がありますが、今回は45cmの直方体の独立基礎を3個用意しました。それぞれに立てた柱を使って木板を取り付けていくというワケですね。
ちなみにホームセンターで1個900円くらいでした。

基礎ブロックを埋める穴を掘るために庭の手入れをしよう

さてこちらは4月中旬の我が家の庭をバルコニーから撮った写真です。
7月中旬を迎えこうなりました。

SPSマン
まずは草取りからです!(白目)

庭を整備したいためにまず目隠しフェンスを、というワケなのですが、庭を整備するための目隠しフェンスを立てるための基礎を埋めるための穴を掘るために庭を整備するという良く分からない状態になってしまい、たまの休日だっていうのに雑草無法地帯と化した庭に座り込み「この草も抜かれるために生えてきた訳じゃないだろうになぁ…」などと考えながら草取りする羽目になりました。
ちなみにこの日の草取りは庭の半分ほどをやって力尽き、もう半分をしばらく放置してしまったのですが、連日の雨と梅雨明けの太陽の恵みによりのびのびと成長しもっとひどいことになりました。

今度こそ基礎ブロックを埋める穴を掘ろう

気を取り直して今度こそ穴掘りを始めましょう!

三角スケールを使ってどのうように配置されているかを測ってみると、家とフェンスの間隔および基礎中央の間隔はこのようになっていることが分かりました。

三角スケールって?

建築士用三角スケールで打ち合わせをスムーズに進めよう!

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DIYの仕上がりもだいたいこのようにすべく、会社から借りてきたスコップを使って穴を掘っていきますよ~!

SPSマン
行くで!ソレ!(カンッ

SPSマン
…ソレッ!(カンッ

(歯では無い)

さすが転圧をかけてあるだけあってスコップが全く入りません

【外構優先順位】駐車場・庭・物置…どこから手を付ける?

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このかた~~~い庭を全面を15cmスコップで掘ってコンクリートで埋めようとか言ってたヤツが居たような気がしますが…無理ですね!
それでも削るように掘っていくと今度は大きな石が行く手を阻みます。石は掘れませんのでテコを使って掘り起こそうと試みますが、これもなかなかどうしてうまく行かない。
この日は曇りでそれほど暑くなかったのですが、既に汗が滴り落ちつつあります。必死の思いで石をどけ、さらに堀り進め、ある程度の深さまで到達したので基礎ブロックを置いてみました。

SPSマン
もうヤダ。(絶望)

それでもなんとか終わりました。基礎が一番大事な部分ですからね。一番大事な部分が一番大変なのは自然の理だね仕方ないね。

3つの基礎ブロックの水平を取り、高さを揃えよう

3つの掘った穴それぞれに基礎ブロックを入れ、だいたい同じくらいの深さであることを確認したら、それぞれの基礎ブロックの水平および高さを揃えていきます。

穴に砂利を入れ、基礎ブロックを上から何回か落として締め固めます。さらにその上にドライモルタルを敷いて水平・高さを微調整していきます。
ドライモルタルにすることで最終的に水をくれてやれば、砂利と基礎ブロックがくっついて強固になる…らしいです!
ちなみに砂利はセキスイハイムが家の周りに敷いてくれたものを使いました。

ひとつひとつの基礎ブロックが水平になっているか、また、基礎ブロックに木材を渡してそれぞれが水平になっているかを念入りに確認します。
基礎ブロックの四隅をゴムハンマーで叩いたり、ドライモルタルを盛ったり、ヤケクソになって基礎ブロックを上から放り投げたりして、ようやく水平を取ることができました。
目隠しフェンス作りで一番疲れたのは穴を掘る作業でしたが、一番難しかったのはこの水平を取る作業でした。

位置も揃えよう

水平の他にも、基礎ブロックが一直線に並んでいるかも気にしなくてはなりません。
これには水糸を使えば良いそうなのですが、素人が使ってもしっくり来なかったので木材で代用しました。基礎ブロックが真四角であるということを利用して、木材を一方の基礎ブロックの面にクランプで固定し、もう一方の基礎ブロックの面に木材がピタリと来るように調整します。

2つの基礎ブロックの位置をあわせたら、基礎ブロックの逆の面を使って木材をもう一本伸ばし、3つ目の基礎ブロックも同様に位置を調整します。

今回は基礎ブロックの数が3つと少なかったのでこの方法でなんとかなりましたが、より多くの水平や位置を見なければならない場合は、やはり水糸を使うべきでしょうね。

土を埋め戻して目隠しフェンス基礎の完成

水平・位置の調整ができたら土を埋め戻し、コンクリートブロックを使って基礎ブロック周辺によく転圧をかけておきます。
最後に基礎ブロックを手で揺らしたり蹴ったりして、動かないか確認します。素人がやった割にはけっこうガッチリしてますね!

次はフェンスの柱を立てる作業と、木板の取り付けです。to be continued...

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