家電レンタルサービスRentioを使い、我が家にやってきた床拭きロボット「ブラーバジェットm6」。
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参考床拭きロボット「ブラーバジェットm6」をレンタルしてみた!【Rentio】
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昨日レンタル期限である2周間を迎えましたので返却手続きを行いました。
ブラーバジェットm6の触り的なレビューは上の記事で行っていますが、今回は2周間使ってみての感想と返却手続きについてご紹介します。
床拭きロボット「ブラーバジェットm6」、2週間使ってみての感想

けど、最上位機種の「m6」じゃなくてもいいかも…!?
というのがレンタルしてみての結論でした。
皮脂汚れは感動的に落ちる
我が家のUVコーティングフローリングの大敵であった皮脂汚れ。
これを落とすにはクイックルワイパーとアルカリ電解水の組み合わせが最強だったワケですが、いかんせん範囲が広すぎて掃除が億劫になってしまい、来客があるまで放置…というのが今までの実情でした。
ブラーバジェットm6はそんな問題を見事に解決してくれました。
特に感動したのは水だけで皮脂汚れが落ちてしまうところですね。
ご覧のように同一箇所であることが信じられないほどキレイになっています。
拭き跡が残ってしまう
皮脂汚れは落ちるのですが、水拭きであるがゆえに雑巾がけをしたような跡が残ってしまうことになりました。
これの「拭き跡問題」を解決できないか考えてみたのですが…
対応策1:水拭き後の乾拭き
ブラーバジェットm6はパッドを交換すること水拭きモードと乾拭きモードを自動的に切り替えます。
通常、雑巾がけを人力で行う際は、水拭き後に乾拭きをするのが拭き跡を残さないためのコツと言われています。
これにならい、水拭きモードで稼働させたあと、パッドを交換して乾拭きモードで稼働させ、拭き跡を消すことができるかを検証しました。
結論から言うと全く効果がありませんでした。
おそらく水拭き後の乾拭きが有効である理由は「床がわずかに湿っているから」ということなんだと思います。
湿り気を使いつつ、残ることになる拭き跡もろとも拭いてしまうという感じですね。
ところがブラーバの場合、1Fを全て掃除するのに1時間以上の時間を必要としますから、掃除した先からどんどんと乾いてしまい、本当の意味での乾拭きとなってしまいます。
乾拭きパッドの裏を見てみるとホコリはかなり取れていますので…本来はそういう用途なんでしょうね。
対応策2:事前にアルカリ電解水を散布しておく
では乾拭きするときに床が湿っていればいいというワケで、ブラーバで乾拭きを始める前にアルカリ電解水を床に吹きかけておく作戦を試しました。
結論から言うと、効果はありますがロボット掃除機の意義を見失ってしまいます。
後述しますが、ブラーバはなぜかルンバほど効率的な動きをしません。あっちへ行ったりこっちへ行ったりしているうちに、吹きかけたアルカリ電解水が乾いてしまいました。
もちろん、アルカリ電解水を吹きかけた直後にブラーバがそこを通ればキレイになります。しかしまさか常にブラーバの前方にアルカリ電解水を持って待ち構えていては、ロボットに掃除を任せているとは言い難い状況になってしまいます。
対応策3:給水タンクにアルカリ電解水を直入れする
レンタル品なので試せませんでしたが、推奨されない方法ではあるものの、給水タンクにアルカリ電解水を直入れすることは出来るみたいです。
これができれば「掃除する頃には乾いてしまう」というアルカリ電解水事前散布の弱点を克服することができます。
ただし一回の稼働で満タンからこれくらいまで水を使うので、コストが相応にかかるというのが難点でしょう。
"かゆいところに手が届かない"
ブラーバジェットm6はiRobotの現行床拭きロボットの中で最上位機種に位置します。
下位機種との具体的な違いは以下です。
- wifi機能
- ルンバとの連携機能
- スマートマップ機能
我が家においてブラーバに期待していたこと、すなわち皮脂汚れの除去とそれに伴い出現した拭き跡問題の解決という点に関しては、これらの機能は不要だと判断しました。
給水・パッド取替など遠隔操作ではできないことがある
wifi機能を搭載しているブラーバジェットm6は、アプリから遠隔操作で掃除を開始することができます。
実際、同様の機能をもったルンバi7+を使用していますが、使用頻度が高い便利な機能です。
しかしながらメンテナンスやゴミ捨てなどの手間を省いたルンバi7+に比べて、ブラーバは給水・パッド取替など遠隔ではできない手間がかかり、アプリでほぼ完結というわけには行きません。
ルンバとの連携機能について
ブラーバジェットm6はルンバとの連携機能を持っており、ルンバが掃除を終えると自動的にブラーバが交代で掃除を開始します。
さきほど述べましたように、今の所拭き跡を残さないためにはアルカリ電解水を事前散布するしかありませんでした。
従ってルンバが掃除を終えたあとにアルカリ電解水を散布し、その後手動でブラーバを稼働させなければなりませんので、「全自動で床掃除が完了」というせっかくの機能を使いこなせないことになります。
ルンバとスマートマップを共有しないのはなぜ?
ブラーバジェットm6はルンバi7以上の機種に搭載されているものと同様のスマートマップ機能を備えています。
連携機能もありますので、「ルンバと同一のwifiに繋げば自動的に連携が始まって、ルンバが覚えたマップも共用されるのだろう」と思っていたのですが、ブラーバはブラーバでマップ学習を始めてしまいました。
そのせいかどうか分かりませんが、ルンバが部屋を直線的に効率よく掃除するのに対し、ブラーバは斜めに移動してみたり、壁までたどり着かずに途中で方向転換してみたりと効率的とは言えない動きをしていました。
下位機種「ブラーバジェット250」で十分!?
以上の理由から、「我が家ではスマート機能を使いこなせない!」ということで、下位機種である「ブラーバジェット250」で十分かもしれません。
公式ストアでm6が76,868円であるのに対し、250は32,868円と半額以下で購入することができます。
ただしバッテリー容量が小さいらしく、12畳~15畳までの対応となっており、我が家のLDKを掃除できるのかという不安がありますね。
もちろんRentioでもブラーバジェット250はレンタルすることができ、2週間1,980円でお試しすることができます。
Rentioでレンタルした家電の返却方法について
Rentioでレンタルした家電の返却はとても簡単です。
- 集荷サービスを使う(クロネコヤマトが自宅まで集荷しにきてくれます。無料です。)
- コンビニから返送する
いずれの場合も、レンタル品が届いたときに使われていたダンボールをそのまま再利用して返送します。
このとき、ダンボールの中にクロネコヤマトの送り状(宛名記入済み)と箱を閉じるためのシールが入っていますので、それらを使って梱包すると良いでしょう。
私は2.のコンビニから返送する方法を選んだのですが、Rentioからの返送案内メールのURLから表示できるQRコードをコンビニの端末に読み込ませ、レジで手続きするだけで完了してしまい送り状すら不要でした。
Rentioなら"我が家にピッタリの家電"を試しながら探すことが出来る!
というわけで確かに便利でしたが問題点も見つかったブラーバジェットm6。
もしこれがレンタルでなく買っていたとしたら、それなりに残念な気持ちになっていたと思います…。
このように、買うにはちょっと勇気の要る価格帯の家電を気軽に試すことができるのがRentioの魅力ですね。
今度はブラーバジェット250をレンタルしてみようと思います!
\ブラーバジェット250は2週間1,980円でレンタルできる!/