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サーキュレーター「VORNADO660.JP」を購入したのでレビューするぞ!

SPSマン
暑くなってきましたね…!

我が家ではLDKにひとつ、主寝室にひとつ、計2台しかエアコンがありません。この2つのエアコンをフル稼働させ、エアファクトリーによって全館空調を目論んでいたワケですが、

いまのところ、それは難しそうだという結論が出ています。

セキスイハイムから最終図面が届きました!

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ところで図面を見ると分かりますが、エアコンは主寝室のドアのほうを向いています。そのため、書斎を冷やすために冷房を効かせても書斎が全く涼しくなりません。
学生時代、オンラインゲームをプレイしていた友人が「パソコンの熱で部屋がクソ暑い」と言っていて、いやいやその程度の熱で部屋が暑くなるワケないっしょwと鼻で笑っていたのですが、いや実際暑いですわコレ。部屋の狭さも熱のこもりやすさに一役買っちゃってる気がしますね…。

この問題を解決すべく、先日サーキュレーター「VORNADO660.JP」を購入しました。これにより本当に書斎が冷えるかどうかの実験も行いましたので、夏本番に向けてサーキュレーターの購入を考えている方は参考にしてみてください。

VORNADE660.JPの風量は?

VORNADE660.JPは製品名ともなっているVORNADO社が作っているサーキュレーターです。名前からして風力が凄そうですね。

対応広さ6畳~35畳、その風は25メートル先まで届きます。(公式発表)

正直普通の戸建にそんな強力なサーキュレーターが必要である気はしませんが、このサーキュレーターによって全館空調が達成できないかと目論んでいること、そして我が家の28.2畳LDKをカバーできること、この2つの理由からVORNADO660.JPを選びました。

写真はサーキュレーターをキッチンに乗せ、約7m先のテレビ付近まで風が届くか実験してみたものです。稼働させると、たしかに部屋全体の空気が循環しているのが分かります。

ただし強力な風が発生する分、稼働音がやかましいですね。風量は4段階調節となっていますが、最も強い風量の「4」で常時稼働させるのは騒音的な問題で難しいような気がします。

実験方法

主寝室のエアコンからの風が直撃するであろう位置に矢印の向きにサーキュレーターを設置し、地点①・②の温度を5分ごとに測定します。

エアコンは白くまくんの「AIこれっきりモード」のマイナス3℃に設定。またサーキュレーターの効果を確認するために、書斎の温度(地点②)は3通りのパターンで計測を行います。

  1. エアコン・サーキュレーターどちらも稼働させず、書斎のドアを締め切った場合
  2. 書斎のドアを開け、エアコンのみを稼働させた場合
  3. 書斎のドアを開け、エアコン・サーキュレーターを稼働させた場合

なお実験を行った6/25(木)18時頃~の天気は雨であり、時間経過による外気温の変化が実験結果に与える影響は少ないものであると思われます。

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実験結果

それでは各パターンの実験結果を見ていきましょう。

1.締め切り状態

まずは書斎のドアを完全に閉めた状態でPCを起動させ、1時間でどの程度書斎の室温が上昇するかを調べました。
結論から述べますと、1時間で室温は1.5℃上昇しました。(30.2℃→31.7℃)

グラフから分かる通り、31℃を超えても上昇の勢いが全く衰えませんでしたので、このまま続ければどれくらいまで室温が上昇するのか試してみたい気もしましたが実験者が熱中症で倒れてしまうリスクがありましたので、1時間でストップしました。

外気温が31℃でも大したことはないですが、これが室温となると息苦しさを覚えますね。ともかくこの状態でブログを書いたりのPC作業をするのは厳しいと思います。

2.エアコンだけ稼働

それでは書斎のドアを開け、主寝室のエアコンを稼働させてみましょう。
こちらも結論から述べますと、30分で主寝室の室温が5.9℃下がったのに対し、書斎の室温は1.4℃下がりました。

冒頭でも述べましたが、やはり冷房が書斎に届いていない印象ですね。1.4℃の下降分も、「ドアを開けたので空気が入れ替わった」だけのような気がします。

ではこの状態からサーキュレーターを稼働させ、書斎に風を送り込んでみましょう。

3.サーキュレーターも稼働

SPSマン
大変残念なお知らせです…

サーキュレーターを稼働させた時点で奥様・しーちゃん・ジュニアが床に就いてしまい、それを察知したのか室温が下がりすぎだと判断したのかオートモードに設定されたエアコンが冷房を弱めてしまい、ご覧のように主寝室の室温は一定どころか30分で2.3℃も上昇してしまいました。

というわけでパターン2と同様の比較ができないのですが、主寝室の室温が2.3℃上昇している中、書斎の室温は0.9℃下降しています。この室温の乖離の解消は、サーキュレーターにより両室の空気が撹拌された結果と言って良いでしょう。

体感的に室温が29℃を下回るとPC作業などの体が熱を発しない作業は快適に続けることが出来ますね。

使い方次第でもっと効果的なことができそう

今回は「冷たい空気を送る」という簡単な使い方でのレビューでしたが、サーキュレーターは本来、空気を撹拌させるための道具です。

従いまして、使い方やコツを学ぶことで、もう少し効果的な空調を実現できそうだと感じています。

特に24時間換気「エアファクトリー」との組み合わせは、暖房を使っていた2月から考えていたことですので、また色々と実験してみて全館空調への道を探っていきたいと思います。

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