最近書斎の話ばかりですが、我が家の間取り図をもう一度ご覧いただくと分かるように、書斎に入るには主寝室とWICを経由しなくてはなりません。
-
-
セキスイハイムから最終図面が届きました!
続きを見る
これは書斎を隠れ家にしたいというSPSマンのコンセプトのもと、奥まるようにわざと作った間取りであり、しかしながら主寝室のドアが開く方向や書斎の引き戸の位置などを吟味して、奥まっているがアクセスしづらい訳ではないという絶妙なバランスで作れた、と自負しております。
寝室とWICの境目は「垂れ壁」にしました
ところで、WICにはドアを設置しておらず、代わりに"垂れ壁"となっています。
こちらは工事中の写真ですが、ご覧のようにWICの入り口の幅に合わせて天井から壁が垂れ下がっています。約30cmくらいです。
これはドアが付かないWICに対して「仕切り」の意味を込めて設置しました。ここからこっちは寝室で、向こうはWICだよ。だから寝室にはみ出しさえしなければWICはクローゼットなんだから散らかっててもいいですよね!という感じです。(願望)
垂れ壁を設置することによる一般的なデメリットは天井が仕切られますので開放感が無くなってしまうことですが、一方でメリットはロールスクリーンなどの目隠しを設置できることです。
ドアを付けるまでも無いけど来客時に目隠しは欲しい…なんてところに垂れ壁を使ったロールスクリーンを採用した施主様もいらっしゃるのではないでしょうか?
-
-
参考【打ち合わせ12回目】北玄関でSICとトイレ大改良
続きを見る
我が家で言うと、玄関のSICを垂れ壁+ロールスクリーンにする案がありました。最終的に北玄関になったことでスライディングウォールを採用できたワケですが…。
WICに「ひものれん」を付けてみた。
話がズレましたがこのWICの垂れ壁にロールスクリーンを付けたいと思っていました。主寝室とWICということで誰に見せるわけでも無いのに目隠しは不要ですが、遮光という観点からすると欲しくなります。
基本的に子供を寝かしつけるのは奥様の担当で、これまた基本的にそのまま奥様はご就寝になります。
必然的に書斎でブログ執筆中のSPSマンが最も遅くまで起きていることになるのですが、まだ書斎にエアコンを設置していませんので、主寝室のエアコンから暖房/冷房を採るためにドアは開けっ放しであることが多いです。従って、書斎からの"明かりもれ"が気になるというワケです。
そこで「ひものれん」というものを試してみることにしました。ひものれんは東京インテリアで、突っ張り棒はニトリでそれぞれ購入しました。ニトリでひものれんが東京インテリアの半額以下で販売されていましたが、多分ひもの密度とかが違うんだそうなんだ。
黒と茶色の二種類を買ってきたのは、東京インテリアでそのようにディスプレイされていたからで、ひもの密度が高まるとオシャレ感が高まります。
左が黒のみ、右が黒と茶色を重ねた状態です。WICが見えにくくなっているのが分かると思います。写真では伝わりづらいですが、黒いひもから覗く茶色のひもはメッシュヘアカラーのようですね。SPSマンも若い時こんな感じでした。
ひものれんのメリット
ロールスクリーンでは無くひものれんにした一番の理由は「通過のしやすさ」です。
ロールスクリーンで遮られた場所を通るには、ロールスクリーンを上げるか、壁との隙間をするりと抜けるか、あるいはわずかに空いた床との隙間を匍匐前進するかしかありません。
一方ひものれんは、のれんを退かすことすらしなくても大丈夫です。ひものれんにそのまま突撃してもまさに「のれんに腕押し」で通過することができます。
また遮光という観点でいくと、ただののれんより効果があるのはもちろんですが、思っているよりもしっかりと光を遮ってくれます。これのおかげで気になっていた明かりもれがかなりマシになりました。
ひものれんのデメリット
デメリットは中途半端であるということです。遮光や目隠しならロールスクリーンのほうが優れていますし、通過のしやすさはのれんのほうが上です。
目的が一つにしぼられているのであれば、目的に特化したアイテムを選ぶのが良いでしょう。
垂れ壁にひものれん、アリだと思います。
そもそも「ひものれん」というアイテムの存在を知らなかったのですが、実際に設置してみると我が家のニーズに見事にマッチしました。
目隠しは欲しいけどのれんじゃ足りないし、かといってロールスクリーンは手間がかかりそう…
という方は、「ひものれん」を試してみてはいかがでしょうか?