先日、マウスコンピューターのBTOノートパソコン「X4-B」が我が家に届きました。
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【マウスコンピューター】BTOノートPC「X4-B」が来た!
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メインのデスクトップPCは書斎に置いてありますので、ノートPCはサブ機としてリビングで使っています。少し時間が空いたときにブログを書こうと思ったり調べ物をしようとしたりするときに、わざわざ書斎まで行かなくて済みますし、ジュニアなどはまだ親が見えないと探してしまう時期ですので、リビングでPCを使えるようになったというのは革命的なことでした。
しかしながら不肖SPSマン、齢30歳にして初めてのノートPCということで若干扱いに戸惑っているのも事実です…。
ですが、今日紹介するアイテムを2つ導入してみたところ環境が劇的に改善され、ノートPCを使いこなしてる感がかなり出てきました。
というわけで今日はこれら2つの便利なアイテムのお話です。
トラックボールマウス
デスクトップPCに慣れていると当たり前のように使う「マウス」ですが、ノートPCでは必須ではありません。
というのも、多くのノートPCには「トラックパッド」というモノが搭載されているからです。
コレを指でなぞることにより、マウスで動かすようにカーソルを移動させることができます。また、押下することで左右クリックと同様の動作ができたり、Windows10ではスマートフォンの操作よろしく2本指を使って拡大・縮小ができたり、3本指を使ってCortanaを起動させたりもできます。(対応機種のみ)
そんな便利なトラックパッドですが…やはりマウスに慣れていると扱いが億劫になってしまうというのは割とあるあるなのではないでしょうか。
やっぱりノートPCでもマウスを使いたい…!ですが、マウスを使うにはマウスを滑らせる平らな面が必要なワケです。しかも滑りが良くてセンサーの反応が良くなくてはなりません。
この条件を満たすのがまさにマウスパッドなのですが、だからといって持ち運べるのが利点であるノートPCと一緒にマウスパッドも持ち運ぶのは、いささかスマートさに欠けるというものです。
個人的な話をさせていただくと、ソファでノートPCを使おうとしたとき、マウスをどう扱えば良いのか非常に悩みました。
こういった「稼働机」を用意することも考えたのですが…ソファのような沈み込む場所での安定性は未知数です。

- ノートPCでもマウスを使いたい
- マウスを動かせる平面を確保するのが難しい
以上の問題を解決するべく、「トラックボールマウス」を試してみることにしました。
ELECOMのトラックボールマウス「bitra」です。
すなわち、マウスのための平面を確保するのではなく、平面を使わないマウスにするという発想の転換です!
同社のトラックボールマウスシリーズの中では小型タイプで、サイズ感もノートPCに合っているのが嬉しいですね。
使ってみた感想ですが、あまりにも快適すぎて既にデスクトップPCで使っている通常のマウスの操作に違和感を覚えてしまうほどです。
トラックボールの感度はOS側で変更できる他、マウス中央部分についているスイッチで高感度に切り替えることもできます。
トラックボールマウスのおかげで場所を選ばずにノートPCを使えるようになり、ようやくSPSマンもソファを満喫できるようになりました。
無線の接続方式に注意!
トラックボールマウスに限った話ではないですが、無線式のマウスは"接続方式"に注意しましょう。
bitraには、SPSマンが購入したBluetoothタイプと、レシーバー付属の無線接続タイプの二種類があります。無線マウスにはUSBレシーバーが付属しているのが常ですが、「X4-B」を始め、昨今のほとんどのノートPCはBluetoothに対応しています。せっかくBluetoothで接続できるのに、貴重なUSB端子をレシーバーで潰してしまうのはナンセンスです。逆に、Bluetoothに対応していないPCでBluetooth接続マウスを使おうとしても反応しません。
Bluetoothで接続するマウスには必ず記載がありますので間違えないようにしましょう。
また、使っているPCがBluetooth対応であるかどうかの確認方法はELECOMのページが詳しいのでリンクを貼っておきます。
http://qa.elecom.co.jp/faq_detail.html?id=5822
NAS(ネットワークHDD)
ノートPCをサブ機として使う上でもうひとつ問題だったのが「ストレージ」です。
X4-Bのストレージが256GBのSSD1機だけである…という容量の小ささが問題、というワケではなく、"ファイルの保存場所"をどうするか、という問題です。
例えば、このブログで使う写真ファイルはすべてメインPCのHDDに保存されています。
従ってノートPCでブログを書こうと思ったら、何かしらの手段でHDDからファイルを取り出さなくてはなりません。
こういう問題の最もスマートな解決方法が「クラウドストレージ」ということになります。
ネット環境さえあれば外出先でもファイルにアクセスできるというのは確かに魅力的な話です。
しかしながらクラウドストレージはネット上にあるがゆえに、ファイルのアップロード・ダウンロードを逐一行わなくてはなりません。jpgファイルの容量なんてたかが知れていますが、例えば通信環境が著しく悪い場所でファイルを保存しようとして失敗する可能性が無いとは言えません。
何より、今の所外出先でノートPCを使う予定はありません。家の中でファイルのやり取りをしたいのに、わざわざインターネットを介するって…スマートじゃないですよね?
宅内LANを介して別PCにアクセスするという方法も無いではないですが、PCを2台稼働させていないといけいない上にスマートでは無いという理由で除外です。

というわけでこちらがルーターでおなじみのBUFFALOから出ている「ネットワークHDD(LS210D0301G)」です。容量はもっともコスパの高かった3TBにしてみました。動画に手をださない限り、容量が埋まるよりかはコイツが壊れるほうが早そうですね!
ちなみに…SPSマンが思った「宅内LANのHDDうんぬん」というのは「NAS(Network Attached Storage)」という、れっきとした既存概念でした。大体思いつくことは既にあるんやね。
中身は本体・ACアダプタ・LANケーブル・説明書とシンプルで、これを動作させるためのドライバーはBUFFALOのページからダウンロードしてきます。そんなことよりセキスイハイムのTHWボックスがパンパンですね!
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HEMSの機器もこの中に入ってますので、配線も含め相当混雑しています。この状況でもなんとかフタを閉めることができましたが、コダワリが無いのであれば開けっ放しで下部分を引き出して使うこともできるそうです。今後スマートホーム系の"ハブ"をここに設置しようとしたら、それしか方法はなさそうですね…。
ノートPCのほうもドライバーをダウンロードしてNASを認識させると、無事にネットワークHDDにアクセスできるようになりました。
もしかしていちいちドライバーソフトを起動させないとHDDにアクセス出来ないのでは…?なんて一瞬思いましたがそんなことは無く、ネットワークHDDを「これは○ドライブやで」とPCに設定してあげることで、CドライブやDドライブと同じように扱えるようになりました。ちなみにSPSマンはZドライブに設定してみました。
これで写真編集などはメインPCでサッと終わらせネットワークHDDに保存、ノートPCでソファに寝転びながら編集した写真をネットワークHDDから取り出してブログ執筆…なんてこともできるようになりました。
まとめ
どちらの機器も決して安くはありませんが、SPSマンと同様に
- ノートPCをサブ機として家の中のいろんなところで使いたい!
- ファイルを2PC間で共有したいけど、クラウド・外付けストレージはちょっと…
という人は"買い"だと思います!
今後も便利なアイテムがあったら紹介したいと思います。