お金の話

【10万円】オンライン給付金手続きをやってみた【マイナンバーカード】

2020年5月2日

先日、1人あたり10万円の給付が決定され、5月1日よりいよいよ申請受付が始まりました。
今回の給付金申請においては、マイナンバーカードを使ったオンライン申請という画期的な方法が選択できます。
各市町村により受付開始時期が異なるそうですが、SPSマン在住の市が本日より受付を開始しましたので、早速オンライン申請してみました。
そこで今回はその手順とちょっとした注意点などをご紹介したいと思います。

オンライン申請はめちゃくちゃ簡単なので身構えなくても大丈夫です。対応するスマートフォンとマイナンバカードがあり、そしてマイナンバカードの2種類のパスワードを覚えてさえいれば、ものの10分で申請することができます!

オンライン申請の手順

総務省のHPへアクセス(省略可)

まずは総務省の特別定額給付金の特設ページへアクセスしましょう。
こちらのページに申請方法の大まかな流れが記載されています。説明動画も用意されていますが、指示に従って進めていくだけなので見なくても大丈夫です。

オンライン申請をするにあたり事前に準備しておかなければならないものがあります。

  • マイナンバーカード
    そもそもこれが無いとオンライン申請ができません。かといって今から発行の手続きをしても受け取れるのは1ヶ月後くらいですので、郵送手続きのほうが早くなってしまう可能性が高いです。
  • NFC対応のスマートフォン(対応機種は総務省HPに記載)
    自分が持っているスマートフォンがオンライン申請に対応しているかは総務省HPに対応機種一覧がありますので、そちらで確認することができます。もし「iD」や「Edy」や「モバイルSuica」などが使えるのであれば対応しています。
  • スマホアプリ「マイナポータルAP」
    総務省HPのQRコードを読み込むことでアプリDLページに直行できますが、アプリストアから「マイナポータル」と検索をかけてもヒットします。
  • 給付金を振り込む口座の確認書類(口座番号・名義などが分かるもの、通帳の写しなど)
    銀行名・支店名・口座番号・名義が確認できる画像をアップロードする手順がありますので、事前に用意しておくと良いでしょう。最もポピュラーな確認書類は「通帳を開いた1・2ページ目」でしょうが、SPSマンは振込先口座としてSBIネット銀行を選んだため「残高証明書」にしてみました。
  • マイナンバーカードの券面事項入力補助用パスワード
    マイナンバーカード発行手続きをしたときに設定した4桁のパスワードです。マイナンバーカードをスマホで読み取るときに使います。
  • マイナンバーカードの電子証明書の暗証番号最難関
    おそらく多くの人が躓くであろう箇所です。マイナンバーカードの発行手続きをしたときに設定した6桁~16桁の暗証番号を入力しなければならない手順があります。この暗証番号の憎たらしいところは、英数字混合で作らなければならないことです。例えば「1A2B3C」とかですね。逆に言えばこれがヒントです。なんとか思い出してください。

アプリ「マイナポータルAP」を用意

それでは総務省HPのQRコードから、あるいはアプリストアで「マイナポータル」と検索をかけて、「マイナポータルAP」をダウンロードしましょう。

アプリを起動するとこのような画面になりますが、今回の給付金手続きは「ぴったりサービス」から行いますので、こちらを選択してください。

必要情報を記入

「ぴったりサービス」を選択するとブラウザが立ち上がりますので、しばらくはブラウザで必要情報を記入していく作業になります。

SPSマン
ここで注意!

注意ポイント

この後ブラウザとアプリを2度ほど行き来することになるのですが、このときスマートフォンのメモリに余裕が無いとブラウザが初期化されてしまう恐れがあります。どういうことかというと、せっかく入力した情報が水泡に帰し、最初からやり直さなくてはならなくなるかもしれないということです。
作業を行う前に「アプリを終了しておく」「スマホを再起動させる」などでメモリに余裕をもたせておきましょう。

 

まずは郵便番号を入力します。入力したら「地域を検索」をタップすると、自動で県と市が入力されます。

画面を下にスクロールして、行いたい手続きを選択します。今回は給付金の申請ですので「特別定額給付金」にチェックを入れて「この条件で探す」をタップします。

画面が遷移しますので、再び「特別定額給付金」にチェックをいれ、なんやかんやの注意書きをナナメ読みしたあと「申請する」をタップします。

「電子手続きでええんやな!?」と聞かれますので「特別定額給付金」に無言でチェックを入れ、「次へすすむ」をタップ。

そうすると親切なことに、スマートフォンのOS・使用しているブラウザがオンライン申請に対応しているかチェックしてくれます。最新のOSとデフォルトのブラウザを使用しているのであれば問題ないと思います。
その下に

  • マイナポータルAPがインストールされているか?
  • マイナンバーカードを持っているか?
  • マイナンバカードの電子証明書の暗証番号を覚えているか?

のチェック項目がありますので、全てにチェックを入れて「次へすすむ」をタップします。

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画面が遷移しまして、メールアドレスと電話番号の入力です。
こちらは"どちらか一方"でOKです。SPSマンはメールアドレスにしました。後述しますが、メールアドレスにしておくと申請の控えがメールで返信されて来ます。

それではここでマイナンバーカードを用意してください。「マイナンバーカードを読み取り」をタップ、続いて「カードを読み取る」をタップします。

するとブラウザからアプリ「マイナポータルAP」へと切り替わり、マイナンバーカードの"券面事項入力補助用パスワード"の入力を求められます。マイナンバーカード発行手続き時に2個設定したパスワードの1個目のほうです。4桁です。なんとか思い出してください。

パスワードの入力に成功するとマイナンバーカードの読み取りを要求されます。画像はiPhoneの例ですが、読み取りのための装置がスマホのどこについているかは機種によって異なります。ですのでアプリの指示に従って、該当箇所をマイナンバーカードに近づけましょう。

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マイナンバーカードの読み取りが終わると、ブラウザに戻るように言われますので言われる通りにしましょう。自動では戻りませんので注意です。

ブラウザに戻るとマイナンバーカードから読み取られた個人情報がオートコンプリートされていますので、一応確認しながら下へ進みます。もし空欄があったら埋めていきましょう。

次に少し重要と思われる手順です。給付金は1人10万円ずつですが、申請は一世帯ごとに行います。ですので、給付金を受け取る人の名前を全員分こちらに記入していきます。
「手を挙げた人に~」なんて少し話題になりましたが、おそらくここで名前を記入しなかった分については給付はされないものだと推測しております。
何か特別な理由や主義が無い限り、家族全員分の名前を記入しておきましょう。ちなみに世帯主の名前は先程のマイナンバーカード読み取りにより自動で入力されております。

画面を下にスクロールしていきまして、「給付金額合計」が空欄になっていますが、指示にある通り後ほど自動計算されますので空欄のままでOKです。

続きまして振込先銀行口座の情報を入力します。金融機関名・支店名・支店コード・口座番号・口座名義を入力します。
支店コードは各銀行のHPを調べれば分かると思います。3桁です。

振込先として「ゆうちょ」を使うという人は下へスクロールしていくとゆうちょ用の入力欄がありますので、そちらに入力してください。

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全てを入力して「次へすすむ」をタップすると、入力した情報の確認画面へと遷移します。給付金額合計がちゃんと40万円になっていますね。
確認をして「次へすすむ」をタップしてください。

次に銀行口座が確認できるような画像をアップロードします。「準備するもの」でも述べましたが、銀行名・支店名・口座番号・名義が分かるものが良いでしょう。この時点でカメラを起動することも選べますが、やはり事前に用意しておいたほうがスマートです。

それではいよいよ最大の難関である「電子署名」です。マイナンバーカード発行手続き時に設定した「電子証明書暗証番号(英数字混合6桁~16桁)」の入力を求められます。頑張って思い出してください。
暗証番号の入力に成功すると、先程マインナンバーカードの読み取りを行ったときと同様の操作を求められますので、スマホをマイナンバーカードに近づけて読み取りを行いましょう。これが成功すると、再びブラウザへの帰還を要求されますので言われたとおりにします。またもや自動ではブラウザに切り替わりませんので注意です。

いよいよラストです。「送信する」をタップし、給付金申請を役所に送信しましょう。
このとき、「控えください」にチェックを入れておくと、入力したメールアドレスにzip添付で控えが届きます。

オンライン申請に備えてマイナンバーカードを取得しておこう!

今回の特別定額給付金のオンライン申請に必要となったことで、初めて価値を見せたなどと言われているマイナンバーカードですが、今後もこういったオンラインで済む手続きは増えていくことが予想されます。
受付時間の決まった役所に出向く必要が無く、自宅で24時間いつでも申請可能というだけでも十分にマイナンバーカードを取得する理由になりますよね。

現在は新型コロナウィルス対策で外出自粛中ですので、役所に行って発行手続きをするワケには行きませんが、ことが収まったらぜひマイナンバーカードを取得してみてください。めっちゃ便利ですよコレ。

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